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■ フラとは?~フラの歴史と種類

■ フラと音楽・楽器

■ フラファッション

■ フラの基本:ハンドモーション

■ フラの基本:フラステップ

■ フラとハワイ語

■ フラに関わる人々

■ フラとハワイの神話

~番外編~
■ こんなフラ(※)にはご注意下さい

■特番:Hula Kahiko(フラ カヒコ)とHula Auana(フラ アウアナ)の違いとは?

=   HHJ    Hula Hawaii Japan   =


■ フラファッションについて

★ フラファッションとは?
フラは、歌や音楽・踊りなどで構成されますが、フラに必要な要素はそれだけではありません。
身を飾る花々や楽器、場所、衣装なども重要な要素です。それらは、それぞれ深い意味があり的確な理解を求められます。

フラを踊る際、ハワイの人々は歌や土地に合わせた衣装や小物を身にまといます。ハワイには、それぞれの島を象徴する色があり、その土地をイメージする植物があります。
例えば、ハワイ島は、レアフの花の赤。カウアイ島はモキハナの実の紫といったふうに島や土地のイメージカラーが暗黙のうちに決められています。通常フラの衣装は、そのとき踊る歌や祈りを捧げる神々、土地のイメージに合わせて選びます。
衣装やレイなどの小物は、基本的に踊り手が自ら作る物ですが、それらの技術も代々受け継がれて行きます。
また、それらを作るときに使われる材料は、踊る場所や花々と同様に神聖な物とされています。ハワイの人々は、原則として天然の素材から作り上げたものだけをフラで使用します。
「フラを踊るときに身につける衣装やレイは、すべて自然の中で育つもの。そこには常に神々の力が作用している」とハワイの人々は言います。

このように、フラは踊る楽しさはもちろんですが、こうしたファッションやグッズを選んだり作ったりするのも楽しみの一つです。
その中でも、代表的なものとしてレイがありますが、フラで用いられるときは、歌の意味に合わせてレイに使う花を決めるようです。詩にプルメリアが歌われているときはプルメリア、ピカケならピカケといった具合です。
また、ハワイ各島には、以下のようにそれぞれの島を表すレイと色があります。
オアフ島 イリマ(ilima) 黄色・オレンジ
マウイ島 ロケラニ(Lokelani) ピンク
ハワイ島 レフア・オヒア(Lehua Ohia) 赤
カウアイ島 モキハナ(Mokihana) パープル
ニイハウ島 ププ(ニイハウ・シェル) 白
ラナイ島 カウナオア(Kauna`oa) オレンジ
モロカイ島 ククイ(kukui) グリーン
カホラヴェ島 ヒナヒナ(Hinahina) グレー

*これらのオフィシャル・レイは、1923年ハワイ議会で決定されたもので、イベント等で各島の代表が集まる際には、公式のレイをつけることが慣習となっています。
それぞれの島にちなんだ曲を踊るときは、シンボルであるレイをつけ、ドレスもその色に合わせて作ります。

ハワイの島々と花に関する伝説については、コチラをご覧下さい。


主なレイとその意味・習慣
・ケニケニ 夜香り、一晩で色あせるモクレン科の花 「一夜の愛」を意味します。
・イリマ オアフ島の花、千枚以上の花びらで作り上げる。貴いレイと言われ大切な人への贈り物として重宝されています。
かつては王族にしか使用が許されていなかったレイです。
・ピカケ ピカケはハワイ語で『孔雀』の意。ジャスミン、花嫁に贈る花。結婚式の朝、蕾の状態で摘んだピカケでレイを編み、初夜ベットサイドにかけておくとという習慣があります。
朝になると白からピンクに色を変える事から「花嫁の恥じらいの花」と呼ばれています。
プリンセス・カイウラニが愛した花としても知られています。
・マイレ 「神の足跡」/フラの女神・ラカの化身と言われる植物。ハワイでは大切な人に魔よけとして贈る習慣があります。手足につけるクウペエとして花のレイと合わせてまとう事もあります。
香りが高く高貴な植物とされ、結婚式などのセレモニーでは男性が身に付けることが多いようです。


レイとは
これほどハワイに広く普及しているレイとは、そもそも何を意味するのでしょうか。
はるか昔、癒しの女神・ヒイアカが、火山を思わせる赤いレフアの花飾りを姉のペレに捧げました。プナの海岸での出来事と言われているこの神話から、ハワイの人々の間に、レイを贈る習慣が誕生したと言われており、今日まで、レイは神々への供え物とされてきました。

元来、自然界にあるものをレイのような飾りとして用いる風習は、南太平洋や東南アジア、台湾先住民の文化にも見られます。
ネイティブ・ハワイアンの祖先が太平洋の島々からやってきたポリネシアン系の人々であったとすると、レイは環太平洋に広く共有される文化様式を受け継ぐものであると言えます。
しかし、ハワイの場合は、13世紀頃を境に南太平洋の島々との交流が途絶えてしまい、18世紀後半にジェームス・クックが訪れるまで約500年に渡り外界との関係を持たなかったため、その過程でフラをはじめとする南太平洋起源の諸文化が独自の発展を遂げて行ったと考えられます。
レイも、こうしたハワイ文化の一つです。「レイ」という言葉は、今日、英語や日本語でも広く使われていますが、もともとはハワイ語で、首飾り一般を指す言葉です。また、動物の首の模様などの意味や子供などかけがえのない存在を示す比喩的表現にもなります。

今日、ハワイではレイを日常的なプレゼントとしても使用していますが、その一つ、リボンレイは、「Lasting Leis」(長持ち・丈夫という意味)と呼びます。
ハワイに行かれたことのある方は、空港やホテルに着いたときに「ALOHA!」の言葉とともにレイを掛けてもらったことがあると思います。 これは、形式的なサービスではなく、ハワイならではの歓迎の表現です。ハワイでは、誕生日や卒業式・結婚式といったイベント毎にレイを贈る風習があります。
レイは、現代では”感謝”や”愛情”の表現として用いられていますが、古代では、その用途が少し異なっていたようです。主に魔よけや神への捧げ物として用いられ、どちらかというと儀式的な要素が大きかったようです。 ちなみにレイが輪になっているのは、「ALOHA」の心が永遠に続きますようにという願いが込められているからだそうです。

◆ レイデー (May Day is Lei Day in Hawai'i) ◆
毎年5月1日は世界的にメイデーとして有名ですが、ハワイではレイを祝う日として、カピオラニ公園でお祭りが開催されます。1928年から続く伝統行事の一つです。第1回のレイデーの大成功に伴い、1929年からハワイ州の公式行事となります。
1928年2月、当時ホノルル在住の詩人ドン・ブランディングは、美しいレイの伝統をより広く普及させ観光客に喜んでもらうために「レイデー」をもうけることを提言します。それを聞いた同じくハワイ在住の著述家グレース・タワー・ウォーレンは「メイデー」にかけて5月1日に開催してはどうかと提案し、最初のレイデーが行われるに至りました。


 レイの素材と作り方
一般的にレイというと花のレイを思い浮かべると思いますが、素材は実に多彩です。
ティーやマイレなど緑の葉で作った「グリーンレイ」、ニイハウ・シェルのように貝殻で作った「シェルレイ」、ククイなど木の実で作ったレイ、鳥の羽で作った「フェザーレイ(レイ・フル)」などがあります。
鳥の羽は、色鮮やかで美しいのですが、採取が困難であり高貴な者だけが身につけることを許されているようです。また、レイ・フルと同じく高貴なものが着けていたものとして「レイ・パロア」があります。これは、髪の毛を編んだ紐にマッコウクジラの歯をぶら下げたものです。鯨は頻繁に捕れるものではなかったため、その歯は飾りとして重用されていたようです。

作り方にも種類があります。一番スタンダードなタイプは、花を一列に連ねた「クイ」(lei ku`i : ハワイ語で「縫う」と言う意味)。作り方はいたってシンプルですが、花の中心に針を通すのは、意外に難しいようです。他に、一つの素材だけを使い、髪の毛を三つ編みにするように編み込んでいく手法を「ヒリ(lei hili haku)」、2本の紐を使い土台となる中央の紐に花やシダなどをラフィアと呼ばれる繊維の紐などで巻きつけていく手法を「ウィリ(wili haku)」と言います。
また、素材を土台に縫い付ける手法を「フムパパ(humupapa)」、結び目つきでククイの葉などを根元の茎を結びつけながらレイの形にする「ヒプウ(hipu`u)」などがあります。
レイは、見た目の美しさはもちろんですが、草花を使うレイにおいては「香り」も重要とされています。
見た目には色鮮やかで華やかなハイビスカス、ブーゲンビリアなどは香りが少なく、レイに使われることはあまりないようです。


レイとフラ
レイの文化とフラは深い結びつきがあります。
フラを踊るときのレイには3種類あり、単なる飾りではありません。
頭につける「レイ・ポオ」(覚えたフラを忘れないように)、手足・足首につける「レイ・クウペエ」(振りを間違えないように)、首につける「レイ・アイ」(悪い気が体にはいらないように)とそれぞれ意味を持ちます。
また、つける順序にも足→手→首→頭と下からつけていきます。これは、大地の気(マナ)が足の爪先から体に入ると考えられているためです。
レイを身につける時は人前では行わず、そのためのチャントを唱えながらつけるのが正統で、レイをつける各場所にそれぞれのチャントがあるそうです。
レイは、花・葉・木の実・鳥の羽などで作られ、フラを踊る時には欠かせないアイテムであることがわかると思います。

カヒコ(古典フラ)を踊る時に使われる「グリーンレイ」は特に神聖なもので、マナを引き出すための大切なレイと考えられています。ですから、売ったり買ったりする物ではなく、必要な分を山に摘みにいき、自分で作るのが当たり前のようです。
太古のハワイアンが自然やアウマクアやアクアを讃えるために踊ったカヒコで使用されたレイには鮮やかな色彩の花は使われず、またレイとは呼ばずに「キノラウ」もしくは「ラカ」と呼ばれていました。
キノラウとは霊的な肉体を意味し、フラの世界では女神ラカのために祭壇に捧げたりしたそうです。

グリーンレイで使われる植物
 ・Laua'e(ラウアエ / フラの女神ラカが好む葉の一つ)
 ・Ti Leaf(ティ・リーフ / 心身を癒したり邪心を払う力がある)
 ・Palapalai(パラパライ / ラカが宿るといわれている植物)
ハワイの伝説に登場する、火山の女神ペレ・フラの女神ラカ・初めてフラを踊ったペレの妹ヒイアカなどの神々への捧げものとして使われる神聖な植物を使って作られるのがグリーンレイです。
大切な舞台を控えた踊り手は、レイに必要な花や葉を集めるために山に入るそうです。山の神に草花を摘む許しを得て、自らの手でレイを作り上げます。そして無事に舞台が終わると感謝の祈りを捧げ、木の枝に下げるなどして山の神に返すのだそうです。

しかし、18世紀以前のレイの具体的な姿は謎に包まれていることが多く、草木や花を使ったレイに関しては後世まで保存され残されるものではないため、欧米人の残した日誌などの古い記録に頼らざるを得ません。 それでも「オリ・レイ」(レイを掛ける前に唱えられるオリ)の存在や欧米人の数々の記録からもわかるように、伝統的にフラとレイが不可欠な関係であることは確かなようです。


レイにまつわるマナー
フラの際に使用したレイは、他人にはあげてはいけないとされています。それは、フラの守護神「ラカ」に属すると考えられているためです。
フラの時に身につけたレイ以外でも、一度使用したレイは、近親者以外にあげるのはタブーとされています。レイをあげた相手に、自分のマナ(霊力)が移ると信じられているからです。
また、レイは輪になったものが主流ですが、妊娠中の人は赤ちゃんのへその緒に絡んでしまうという伝説があり、輪になったレイはしないそうです。そんな時にはオープンタイプのレイが用いられます。


★フラファッション
フラの重要な要素である衣装について紹介します。

フラの衣装の変遷
フラの本来の衣装は古くから男女ともに変わらないと言われています。ヒダのついたパウで腰からくるぶしまでを覆い、頭・肩・くるぶしにレイを着けます。アクセサリーとして、クペエ・ニホイリオと呼ばれる犬の歯で作ったものを脚に着け、これで音をたてて踊りのアクセントにしました。かつては男女ともに上半身は裸のままでしたが、パウを作るカパ(樹脂)が入手しにくくなったことと、友好関係にあった英国ビクトリア朝文化の影響を受けて、女性は、布のスカートとゆったりとしたブラウス風のムームー、男性はシャツとショートパンツにティーリーフのスカートといった衣装を着用し、露出を抑えた格好で踊るようになっていきます。

パウ(スカート)
  - パウ pā`ū -
パウ : ハワイ語でスカートの意味。フラ専門のスカート
かつて、フラを演じるときには男はマロかパウ、女はパウを身につけて踊りました。(男性はたいていマロのみで踊りました。)
パウはカパ(樹皮から作られた布地)で作られていました。無地の場合もありますが植物の染料を使って複雑なデザインを施すこともありました。
*施されるデザインにもそれぞれ意味がありますし、色もメレの意味に応じて使われます。)

カパ以外にもキー(ティ)の葉や乾燥させたタコノキの葉、イリアウの葉、バナナを梳いた繊維なども素材として使用されました。上半身はレイ以外は何も身につけませんでした。
パウを作るには、ココヤシの繊維などで編んだロープに葉を結びつけていきます。できあがったパウはかなりの重量になるうえに、激しく身体を動かすことがあるため腰にきつく縛りつけなければなりませんでした。

このようにデザインを施されたカパは「キロハナ」と呼ばれます。


 - キー(ティ) / ki(Ti) -

艶やかな緑色の大きな葉を、噴水の水が四方に広がるように茂らせます。キーは邪気を払い、土地や人を悪霊から守り幸運をもたらすと信じられており、昔からカフナが身につけラカの神殿に捧げられてきました。
フラの衣装としても太古から使用されていたと思われがちですが、実は初めて使われたのはカラカウア王の時代で、誕生してまだ100年ほどしか経っていません。これは、キーが前述のようにとても神聖なものでカフナの魔よけとして使用されていたためダンサーが使う物ではないと考えられていたのではないかと推測されます。

女神・ヒナはキーの葉をレイにしたと言われます。
また、葉でパウをつくり根は焼いて食用やアルコール飲料にしました。

フラのレッスンでは、基本的に「パウ」をはきます。
どのようなスカートかと言うと・・・ウェスト部分に数本のゴムが入ったボリュームたっぷりのギャザースカートでゴムの部分を腰骨に合わせてはきます。練習の時は、上半身はTシャツやタンクトップなど持ち合わせのアイテムを着用します。
もちろんパウは、ショーの時にも着用しますが練習用とは分別しています。
また、カヒコ用とアウアナ用がありますが、パウは元々カヒコを踊るための衣装です。ゴムなどなかった時代には紐を通してはいていたようです。したがって、現代でもカヒコといえば紐を使用したパウを着用します。

フラは、神に捧げる踊りであったため、踊りの前にお祈りをするなど、様々なしきたりがありますが、その一つとして「パウは足からはかずに頭からはく」という決まりがあります。フラを踊ること・フラを学ぶことに対して敬意を払うために頭からはくのだそうです。
パウは、目も覚めるようなカラーバリエーションとトロピカルな花柄模様や伝統的なタポ柄(アロハシャツによく使われている柄)模様がモチーフのデザインが多いようです。
これらの衣装を選んだりコーディネートするのも、フラの楽しみの一つです。
また、気に入ったデザインの生地を使ってお手製のパウを作るのも楽しいかもしれません。

パウは、前記したように”腰”ではくのですが、これはフラのステップにおいて腰の動きが重要なポイントだからです。ギャザーがたっぷり入ったパウをはくことで、否応なしに腰の動きが強調されます。
また、フラは他のダンスと異なり、手拍子に合わせて踊るものではなく、動作の合間に微妙な”溜め”が優雅さを表現します。曲に合わせてゆらりゆらりとスイングするようなイメージもダンサーにとって必要な感覚です。
これらの条件をクリアするのにパウは必須なのです。

■パウスカートの作り方を紹介します。コチラをご覧ください。

ムームー
フラには欠かせないムームーですが、その起源は19世紀前半のハワイ上流階級の貴婦人たちの正装です。

もともとハワイには、洋服はなくアメリカ本土から来航した宣教師とその家族によって伝えられたものです。
自然崇拝に基づくハワイ古来の宗教をキリスト教に改宗させるため、生活習慣を変えさせる目的があり、身なりを整える事も布教活動の一環だったようです。
これらの西洋人の衣装に興味を持ったのが、ハワイ上流階級の貴婦人たちでした。
当時の宣教師婦人たちの装いは、衿つきで胸にヨークのある長袖のドレスで、ウエストを絞り床まである長いスカートでした。ところが当時ハワイでは太っているほど美人と考えられておりウエストのくびれがない人々には不向きでした。そこで、考えられたのが、肩のヨークからいきなりギャザーを寄せたもので、バストの上で切り替えを入れて、そこからたっぷりしたギャザースカートにしてしまいます。

ただ、婦人が肌を露出するのはよくないというキリスト教の教えがあり、長袖で首の回りまで衿がついたデザインが考案されます。これが、ハワイ民族衣装ムームーのオリジナルです。(現存するオールドムームーの現物は、ホノルルのビショップミュージアムに保存されています。)

当時、西洋の貴婦人たちのファッションはウエストを細く絞り裾を長く引いたローブデコルテ。ハワイの上流階級でもそうしたエレガントな装いをまねて、やがて裾を長く引く「ホロク」が誕生します。後ろに引くトレインが長いほどフォーマルの度合いが強いとされていました。
やがて、ハワイの女性も細身になったせいか、ウエストを意識したデザインが出来ます。身体にフィットした形でトレインのあるエレガントなドレスは「ホロムー」と呼ばれました。
最初は、地味な色合いで無地か細かい模様のものが多かったようです。ハワイ王国最後の女王・リリウオカラニは、亡くなるまで常に黒無地のホロクを着用したと言われています。


ムームー(mu'umu'u)の語源は、ハッキリと解明されていませんが、下着・寝間着(muu-muu moe po)という説と”cut-off”、”shortened”という説があります。ハワイの服飾史に関しては、資料が少なく、年代や語源を特定するのが非常に困難なようです。ただ、上流階級の婦人たちが着用していた形が、そのまま一般に普及したとは考えにくく、また元来ハワイは暑い国ですから衿首が締まった袖の長いドレスは日常着としては不向きであったと考えられます。
庶民の人々が日常着として着用するために、衿や裾を「カット」し、丈も適当に「短く」するアレンジが必要だったと考えられます。こうして出来た形が、現在のムームーの原型と言われています。
ムームーが、ハワイの民族衣装として世界に広まるのは、戦後ハワイが観光に力を入れるようになってからです。
フラとの結びつきも、定かではないですが、フラは元来、神に捧げる儀式からきた踊りで、昔はムームーとは、無縁でしたが、現在は、コンベンションなどでは、ムームーを着用して踊る姿も定着しています。


ハワイアンジュエリー
フラを踊るときには、ハワイアンジュエリー等は一切身に着けません。ハラウによっては、時と場合に応じてバングル等を認めているようですが、カヒコでは着用しません。
ハワイアンジュエリーは、1862年リリウオカラニが当時親交の深かったイギリスのヴィクトリア女王の喪中(アルバート公死去の追悼)のために作らせたジュエリーが始まりだと言われています。
このジュエリーは、ゴールドにハワイ語で『Ho'omana'o Mau』(=永遠なる想い)の文字が刻まれ、黒のエナメルが焼き付けてあったそうです。
また、親友で女学校の校長先生であったゾイ・アトキンソン女史に自らが作曲した『Aloha O'e』 (=あなたに愛を)の文字を入れたゴールドをプレゼントしたと言われており、その後様々なハワイ文字や植物の模様を刻んだバングルが作られ流行しました。ハワイでは、一種のお守りとして着用し、今ではハワイアン・ファッションに無くてはならないアイテムになっています。
現在は、お祝い事や愛情表現として好きな言葉や、愛する人の名前を彫り入れたジュエリーを作るそうですが、本来ハワイアンジュエリーは一つ一つ手作りのもので、熟練の職人によって手彫りされます。その分高価で20~30万します。また、通常14金という少し硬い金で作られるため、傷が付きにくく、少々乱暴に扱ってもその美しさを保つのも魅力です。
正式な名称は「ハワイアン・エアルーム・ジュエリー」(代々伝わる家宝)です。


ヘアスタイル
フラを踊る人々のヘアスタイルは、みな同じようにつややかで美しいロングヘアです。
これは、ハワイ人を含むポリネシア人に髪を切る習慣が無かったこと、また髪にはマナ(気やパワー)が宿るとされていたためです。
ヘアスタイル一つとってみても、フラはハワイ文化と深い関わりがあります。


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