■タヒチアンダンスとは？

ポリネシアンダンスの一種で、ドラムビートにのせて踊るリズミカルな踊り。

タヒチ島は、南太平洋フランス領ポリネシアに属するソシエテ諸島東部にある島です。
タヒチ島は大きい方の「タヒチ・ヌイ」と小さい方の「タヒチ・イティ」の2島で構成されていて、ひょうたんのような形をした島です。
類い希な自然の美しさと、そこに住む人々の温かさ、ゆったりと流れる時間など、常夏のリゾート地として知られています。
☆画家ゴーギャンが移り住んだ島としても知られています。

タヒチアンダンスのことを本場タヒチでは「Ori Tahiti（オリタヒチ）」と呼びます。
「オリ」とはタヒチ語でダンスのことをいいます。
タヒチでは感情やタヒチの人々の精神や情熱を表す手段としてダンスが踊られます。
ポリネシア文化では、ダンスはとても重要な部分を占めますが、19世紀に入って西洋から入植してきた宣教師によって禁止されました。
そして20世紀の初めになってようやく公式な祭典などで踊ることを許されました。

タヒチの人々は伝統を重んじる傾向にあるのですが、現在では、さらにモダンな音楽、衣装、そしてダンスステップを使ったタヒチアンダンスも踊られています。
しかし、どんなに現代的な表現が取り入れられるようになったといっても、その基本は伝統的なタヒチアン・オリに基づいたものです。
タヒチアンダンスは「Ote’a（オテア）」、「Aparima（アパリマ）」そして、「Ahuroa（アフロア）」というカテゴリーに分けられます。



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